切開法|2.埋没切開法の二重まぶた

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2.埋没切開法の二重まぶた

埋没法だけに頼って、元に戻る可能性をなくすことには無理があります。
小さな皮膚切開からまぶたの内部構造を変化させた上で埋没法を行うという手術があります。二重ラインは埋没法と同じようにデザインを行います。その二重ラインのほぼ中央(やや外側寄り)に3~4㎜の小切開を加えます。皮膚の下を剥離し、二重ラインに沿って筋肉を細長く切除していきます。この切除操作は、二重ラインのほぼ全長にわたり行っていきます。
 
他院では、埋没法後に元に戻ってしまった方に、部分切開法が行われています。埋没法が皮膚と瞼板挙筋を点と点で合わせるだけに対して、部分切開法は5~10mm切開をし、元に戻る原因となる眼輪筋や脂肪の厚みを一部処理し引き寄せ固定します。つまり面と面での癒着を起こさせることにより二重のラインが消えにくくなるだろうというコンセプトから考えられた方法です。しかし、やはり数ヶ月すると元に戻ってしまうことがあります。さらに悪いことに、まぶたの中を一部処理した部分だけが窪んでしまうというオマケまでついてしまったのです。まぶたの中の処理は一部ではなく、全部行う必要があったのです。部分切開法では、皮膚を切開した長さしか内部処理が行われなかったため、部分切開した部分だけがくぼんでしまい、十分な二重ラインの癒着固定が得られず元に戻ってしまいます。
 

埋没切開法での筋肉(眼輪筋)切除の範囲を示します。
 
埋没切開法は、部分切開法の欠点を補うべく、まぶたの中の内部処理は全切開法と同程度に行うのです。さらに固定を確実にするために、瞼板上端固定法による埋没法を1本の糸で幅広くループ状に行います。埋没糸の効力が減ずる術後数か月後には内部の癒着固定が完成されることになります。これにより、確実な二重ラインが形成できます。術後の腫れは埋没法と全切開法の中間くらいです。3~4㎜切開した皮膚は1針縫い、5日後に抜糸します。なお埋没した糸はそのままですが、半年後に抜糸することもできます。
 

埋没切開法での筋肉(眼輪筋)切除の範囲を示します。
 

埋没切開法での埋没糸の掛け方を示します。  
 
全切開法では30㎜の傷跡が残りましたが、埋没切開法では3~4㎜の傷跡にとどまり、ほとんど傷がわからなくなりました。しかし、この新しい二重まぶた手術にも欠点があります。まず、まぶたの皮膚のタルミは切除できません。埋没切開法は、文字どおり埋没法と全切開法の中間に位置する手術法です。

手術前


 

手術後1週間

31歳、女性。以前、埋没法による二重まぶた手術を両側に受けましたが、元に戻ったので再手術を希望され来院しました。埋没切開法の術式の説明に納得され、また広告掲載も承諾されました。埋没切開法による二重まぶた手術を施行しました。術後の腫れや瘢痕はわずかで、二重まぶたラインも自然でした。

参考文献

埋没切開法による二重まぶた手術. 日本美容外科学会雑誌2003;40:34-38.
 

参考文献

埋没切開法による重瞼術、6年間の経験. 日本美容外科学会会報 2010;32:91-97.
 
 

参考文献

Two modified techniques to decrease complications of buried suture double-eyelid blepharoplasty. J Plast Reconstr Aesthet Surg, 2013; 66: e95-e100.
 

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